日給制と日給月給制の違い

日給制と日給月給制の違い 「日給」と聞けば大抵の人が「一日に支払われる賃金の額」であると考えることでしょう。では「日給制」と「日給月給制」の違いは、と聞かれるとどうでしょうか。言葉のイメージからだけでは意味を理解しにくいと思います。「日給制」は日払いで賃金が支払われ、「日給月給制」は日給を積み上げた月払いで支払われるとも考えてしまいますが、そうではありません。

「日給制」は一日に支払われる額が決められており、日給×働いた日数の賃金が支払われる制度です。これは理解しやすいのではないでしょうか。では「日給月給制」はどのようなものかというと、月の給料(=月給)は定められており、月給から遅刻、早退、欠勤があった場合で有給休暇を申請しなかった日数分の給料(=日給)が、差し引かれた賃金が月ごとに支払われる制度です。また、「月給制」という制度は月の給料(=月給)が定められているが、「日給月給制」とは異なり遅刻、早退、欠勤があった場合でも月給から差し引かれずに賃金が支払われます。そのため「日給制」と「日給月給制」は月の労働日数により給料が変動する点では同じであるとも言えますが、支払われる給料は異なる場合があるので注意が必要です。

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